持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
KAOKA(カオカ)は、1993年に設立されたフランスのオーガニック・フェアトレードチョコレートメーカーです。 農園のインフラ整備や技術指導に加え、カカオ豆の買取保証価格を設定するなど、生産者の安定した生活基盤を築くことで、持続的かつ良質なカカオの生産に寄与しています。
また、KAOKAのチョコレートは有機認証(日本では、ダークは有機JAS認証を取得)を受けています。KAOKAがオーガニックにこだわる 理由は、「未来のチョコレートを守る」というポリシーにあり、チョコレートの原料となるカカオを扱う者として、地球環境を守ることを重要な責務として捉えています。
カカオ生産者との緊密なパートナーシップと適正な報酬の支払いによって、環境保全型農業が可能になり、高品質なカカオの未来が保証され、持続可能な美味しいチョコレートの製造が実現されています。 当社は、KAOKAのフェアトレード・オーガニックチョコレートの普及促進を通じて、SDGsの目標達成に 貢献いたします。
(KAOKAレポートPDFを見る)
Happy Organic Cacao Project とは、2006年にKAOKAが「現地生産者の生活支援」と「カカオ豆の品質向上」を目的に、エクアドルで立ち上げた「KAOKA FOUNDATION(KAOKA基金)」に賛同し、2008年に当社が開始した独自の支援活動 です。
日本国内でのKAOKA製品の売上の一部をKAOKA FOUNDATIONを通じて継続的に寄付しております。これらの寄付金は、エクアドルでのカカオの苗木購入を始め、様々な生産者の支援に役立てられており、それにより、カカオ栽培で得られる生産者の方々の収入が増え、持続可能な農業の確立と都市集中による過疎化を防ぎ、貧困撲滅に向けたサポートに繋げています。
2008年には1300本の苗木を購入し、現在に至るまでに累計1384万円を寄付しています。(2021年3月時点)
また、支援活動の一環として2016~2017年にカカオの試験農地購入のための資金提供を行い、2018年にKAOKAと協業し、「ANDRÉ DEBERDT農園」を 開園しました。同農園では、シェードツリーの調査、新品種の育成や新たなリノベーションの方法の確立などの研究を行い、KAOKAとともに持続的なカカオ産業の実現を目指して取り組んでいます。